「夜と霧は今」 作成:2015年9月12日 7:11:06
NO 年月日 タイトル 出版社 価格 ISDN 寸法 備考
12 1988.12.15
夜と霧をこえて 用美社 \12000 4-946419-55-1 C0072 226×304×29
■あとがきより一部抜粋 1988年8月22日 NHK特集「"夜と霧”をこえて」放送の日に 大石芳野
 「人間の尊厳を…」と、傷ついた人びとはよく口にする。その「人間の尊厳」とは、いったい何なのだろうか。いつも考えさせられる。
 冷え切った夜空の月も、暗く重い雲も、そのように湖は等しく静かに受け入れようとする。
 輝く月はあくまで輝き、暗い夜はあくまで暗く。人間の尊厳は、限りなく深く冴えわたった湖のようなものであろう。
 また、地球の誕生以来、人類の誕生以前の、歴史の無限さを感じさせる小さな生き物たちが持ち続けてきたものとも思えることがある。
 それを保ち合うことで、私たちの生活は成り立っている。踏みにじられることがあれば、人間から生活は失われる。生命さえも奪われる。
 未来を語ることは難しい。まさか、私たちに限って、そんな事態にはならないだろうと思うからだ。
 しかし、歴史は、雄弁に物語る。
 ナチスによって、人間の尊厳は確実に奪われた。だが、それに気づいた人は、ことごとく収容所や牢獄に入れられた。
 命を奪われた。ただ「人間の尊厳を…/」といっただけなのに。
 人間をいたわる戦争がこれまでにあっただろうか。殺された多くの普通の人びとはもちろん、兵士の遺族をも深く嘆き悲しませる。
 徴兵制度のもとで、なかば強制的に入隊させられ、戦場へ送り込まれた男たちの心は、家族や親しい友から離れることはなかったろう。
 日本の戦争も同様だった。 日本はあの時期、ドイツと同盟を結んでいた。・・・・・・・
No タイトル 写真 掲載頁 備考
目次 図:ナチス・ドイツの主な収容所の所在地(下記に表記
1 T.新しい病、強制収容所症候群 ■治療に賭ける医師を訪ねて. 7 書き掛け項目
2 「あの体験は地獄でした」 
3 40年過ぎても得られぬ解放感 12
4 新しい病気の発見  14
5 強制収容所症候群 17
6 ■再訪、二〇号館伝染病棟  22
殺害のための注射 
8 発疹チフスの人体実験 28
9 ■研究と治療方法  31
10 「私には生きる喜びがない」 
84 W.逃亡と抵抗 あとがき 241
絵画・写真の所蔵・撮影
本書収載の絵画は強制収容所に捕われた人びとによって1939〜45年に描かれた/27頁、73貢の絵画は、アウシュビッツ博物館設立後措かれた
以上は、アウシュビッツ博物館・ヒットラー犯罪研究所所蔵
当時の写真の所蔵は、スタシャッタ氏(179頁)、ウッジ子ビも収容所(63貢)、アウシュビッツ博物館(203貢)
カバー袖の写真は、ヤオシンスキ・アレクサンダー氏撮影
上記以外の写真は著者撮影/カバー版画はシュテルン・ヨナシュ作。
 Wikipediaより
ポーランドゲットー/アウシュビッツポーランド人/ユダヤ人/ガス室/カルニ・コンパニアワルシャワ・ゲットー/
モスクワスモーレンスクレニングラード=サンクトペテルベルグ/エストニアラトビアウクライナキエフドニエックチェルノブイリ
アルメニアアゼルバイジャングルジアウズベクタシケントフェルガナキルギスキエフの大門/
展覧会の絵
追跡ムソルグスキー「展覧会の絵」:團伊玖磨 NHK取材班
文章:大石芳野/制作協力:原田佳一
n大石芳野全仕事
カメラを肩に見た世界
 それは、喜怒哀楽と共に私の心を捉えた
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.NHK「夜と霧をこえて」放送