n大石芳野全仕事
カメラを肩に見た世界
 それは、喜怒哀楽と共に私の心を捉えた
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フォト&エッセイ「生命(いのち)の木アジアの人々と自然 
NO 年月日 タイトル 出版社 価格 ISDN 寸法 備考
24 1998.10.30 生命の木〜アジアの人びとと自然 草土文化 \1,400 4-7945-0764-X C8095 195×136×15 クリック

 わたしたちは便利で快適な生活を望んで、みな一生懸命に努力を重ねてきました。
 けれど、人間の欲望は限りがなく、ゆきすぎがいろいろみられるようになりました。
 たとえ暗夜でも安心して歩けるようにと、本が読めるほど照明を明るくしたり、夏にはクーラーで温度を下げてふるえたりするほどです。
 こうしたくらしは、ちょっと考えると、便利になろうとした結果のようにみえますが、じつはこのために、どれほど自然を傷めつけていることでしょう。
 自然のなかで生きているたくさんの動物や植物を犠牲にしてしまっています。そして、自然とともに生きてきた人びとの暮らしをも大きく変えようとしています。
 東南アジアの人びとは、深い森のたくさんの木々や草花、虫や動物などにかこまれ、支えられながら生きてきました。」 
 都会の人間からみれば不便なことも少なくありません。ガスがないから薪を拾いに行き、飲料水を遠くまで汲みにいかなければなりません。
 けれど、土の本でわかるように豊かな自然が一人ひとりに多くのことを教、葺います。自然こそが、かれらの宝だとい、言でしょう。
 自然が失われると、わたしたち人間はどうなるのでしょうか。毎日食べている食事の中身をみると、肉でも野菜でも、自然界からのめぐみがいっぱいです。 
 テレビや自動車などがあっても、お腹をいっぱいにすることはできません。
 でも、欲ばりな人はその両方がほしくて、戦争をしたりします。弱い生命は、戦乱や環境汚染によって、不安にさらされてしまいます。
 なかでも、いちばん犠牲になるのは子どもたちです。
 アジアの子どもたちは、自然に対して尊敬の気持ちをもってくらしています。わたしたちは、すなおな気持ちでかれらに見習うべきかもしれません。東南アジアの自然を守ることは、同時にわたしたちを守ることにもなるでしょう。この本を読んでくれたあなたたちもアジア人の仲間です。希望のある将来をつくるために、手をつないでほしいと思います。【1998年10月 大石芳野(この本のあとがきから)

 
No タイトル エッセイの内容 掲載頁 写真の有無 特記事項
01 黄金色の田んぼ アジアの田園風景/米作について/子供たちの役目と遊び 6 4
02 みずみずしい線 22 雨の季節/服装について/森林の破壊と自然そして人 22
03 森が枯れた ベトナム戦争枯葉剤/ダイオキシンによる汚染/自然破壊と人や動物への後遺症 35 2
04 生命の木 木の働きと大切さ/戦争による言論統制/神仏への祈りと森への感謝 52 3
05 洪水の国 バングラデシュは洪水の国/多国のエゴと戦禍による子供たちの惨禍/自然表現の芸術 68 5
06 楽園が消えて kンボジアとオウギヤシ/ポル・ポト時代の圧政/大量虐殺の恐怖/戦禍は大量の地雷を残す多くの手足を失くした人々 87 3
07 ゴミの山で ゴミの山から明日の糧を得る子供たち/ごみが子供たちの健康を害す/親の不就労と子供への不就学/人間としての誇り 105 2
08 ほんとうの豊かさ  水の大切さ/日本とタイの貨幣価値/豊かさへの課題 120 4
 Wikipediaより
 カンボジアアンコール・ワットポル・ポト時代クメール・ルージュカンボジア内戦シアヌーク殿下ヴェトナム
ミャンマー
 
マニラタイ//テヘランホーチーミン市
装丁:あんぐる/カバー・本文写真:大石芳野/印刷:カット:尾崎曜子