n大石芳野全仕事
カメラを肩に見た世界
 それは、喜怒哀楽と共に私の心を捉えた
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大石芳野 写真集 「福島 FUKUSHIMA 土と生きる」
NO 年月日 タイトル 出版社 価格 ISDN 寸法 備考
35 2013.01.30 福島 FUKUSHIMA 土と生きる 藤原書店 \3,800 978-4-89434-893-6 215×190×21
 

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「祖父母、両親、子や孫たちとずっと暮らしてきた。
かつてはみんなで農作業や家畜の世話をしていた。子は勤め人になっても、一緒に住みながら家族で協力し合った。
何よりも孫たちとの生活には希望が持てた。子どもの声が聞こえなくなってこんな寂しいことはない。線量が低くなっても孫たちはもう戻らないだろう。このままあの世に逝ってしまうのかね・・・」と、仮設住宅で会った老夫婦は苦渋の一端をのぞかせた。
人びとが先祖から大切にしてきた心や精神的文化、暮らしに根付いた風習や習慣といった人間にとって結局はそこに帰るしかない根っこであり人生の基本ともいえる大事な宝だ。
国や電力会社、そして電力の消費者である私たちはそれを奪ったのである。現地の人びとを痛めつける気持ちは、意識的にはなかっただろう。
けれど、脳裏のどこかでは分かっていた。
だから、後ろめたい気持ちもあったように思う。日本中の都会に住む大多数の人たちが、明るいは「文明社会の証」との声に流されて、電力の供給者や供給地のことを深く考えることもな<ムードに酔うようにして40年余りを過ごしてきたのだろう。私もまぎれもなくその一人だ。
・・・・・・・(写真集「福島」のあとがきより)
東北地方太平洋沖地震東日本大震災本の原子力発電所世界の原子力発電所 
No タイトル 写真・文章の内容 掲載頁 写真頁 写真枚
特記事項
01 ふるさとを奪われて 書き掛け項目 002 002 35
02 20km圏内 040 040 23
03 青白い光 064 064 10
04 津波 074 074 17
05 原発さえなければ 094 094 18
06 牛飼いの苦悩 114 114 16
07 飯館村 130 130 27
08 山木屋 158 158 13
09 線量に抗う 174 174 24
10 夜明けを待つ 200 200 36
242 242 5
福島第一原発事故の放射能汚染地図 249
〈解説〉被災者と向き合って 小沼通二 250
〈あとがき〉土と生きる人々 256
カバー・本文・写真:大石芳野/印刷:図書印刷